普段は普通に食事をしていたのに、妊娠してしまうと急に食欲がなくなってしまいます。
その他にも嘔吐感を頻繁に感じるようになってしまいます。
これをつわりと言い、妊娠初期に現れる生理現象です。
原因については「胎児を体が異物ととらえたことによるアレルギー反応」、「自律神経失調症の一種」など様々挙げられていますが、確実な原因については明らかになっていません。
妊婦にとってはとても苦しい時間であり、これがいつまで続くのか悩んでしまうでしょう。
人間の体質には個人差があるように、つわりの期間も個人差があります。
一般的につわりは妊娠12週〜16週までと言われています。
ただ人によっては出産間近までつわりに苦しむ人もいれば、一度もつわりにならない人もいます。
また症状の重さも人によって異なります。
いつ終わるかわからないつわりに対して何もせずに苦しんいるのは嫌ですよね。
これから数点、つわりの症状を緩和させる方法について説明します。
まずは苦手な物を見ないということです。
つわりの期間中は些細なことでも気分が悪くなってしまいます。
この症状は目から入る情報によって引き起こってしまいます。
例えば、肉に対して気持ち悪さを感じてしまう女性は焼き肉店のCMやステーキソースの瓶を見るだけでも同様の症状が起こってしまいます。
これを避けるために自分が苦手なものは意識して見ないようにするということです。
次に嗅覚も同様であり、においを嗅ぐことによって気持ち悪さが出てしまうことがあります。
これも意識して避けることで症状を緩和することができるんですね。
一人で全てをしようとすると大変ですので、家族に手伝ってもらいましょう。
つわりは上記のように妊娠12週〜16週以上に長引く人がいます。
そのような時の対策について説明します。
まず産婦人科の医師に相談することです。
これは一人で悩みを抱え込まないためです。
不安を感じてしまうと、交感神経が活発になり妊娠に重要である女性ホルモンが減少してしまいます。
それにより最悪の場合に流産になってしまうんですね。
これを避けるために医師から専門的なアドバイスを受けることで精神的にリラックスすることができます。
次に知人と話をすることも同様の効果を得ることができます。
同じ悩みを共感することで、不安が一気に解消されます。
出産経験のある友人と話すことで、なにか対策法を伝授してもらえるかもしれません。
つわりが長引いた時はとにかく、誰かに相談することを覚えておいてください。